最近のRaspbianには、プリインストールされたメールクライアントがありません。そこで、官公庁や企業でも実績のあるThunderbirdでGmailアカウントのメールを管理する方法を紹介したいと思います。高機能で設定項目が多い為、今後数回に亘って紹介しますが、今回は先ずインストールから始めます。
Thunderbirdのインストール
スタートメニューから「設定」→「Add / Remove Software」を開き、画面左上の検索枠に”thunderbird”と入力して「Enter」キーを押すと、しばらくして右ペインに検索結果が表示されます。右ペインの”mail/news client with RSS,****”のチェックボックスにチェックを入れ、画面右下の「Apply」ボタンをクリックします。
「認証待ち」画面に続いて「認証」画面が現れるので、【STEP-09】で設定したパスワードを入力し、「OK」ボタンをクリックします。
“Common UNIX Printing System”のインストールが終わったら、続けて右ペインを下にスクロールし、”Japanese language package for Thunderbird”のチェックボックスにチェックを入れ、画面右下の「Apply」ボタンをクリックします。このときは「認証」画面は現れませんでした。
インストールが終わったら、「OK」ボタンをクリックして閉じます。
Thunderbirdの起動とメニューバーの表示
スタートメニューから「インターネット」→「Thunderbird電子メールクライアント」をクリックして起動します。
Thunderbirdと共に「Thunderbird のご利用ありがとうございます」画面が現れるので、「このウィンドウを閉じて後で設定する」ボタンをクリックして閉じます。
タイトルバー下の何もないところで右クリックして出てくるメニューから「メニューバー」のチェックボックスにチェックを入れます。
現れたメニューバーから「表示」→「ツールバー」→「フォルダペインツールバー」のチェックボックスにチェックを入れます。