前回の【Gmailの設定編】に続けて今回は、いよいよGmailのアカウントをThunderbirdに登録し、メールの管理方法を設定します。但し、ここでの設定は使用環境によって問題がある場合もあるので、あくまで参考としてください。
GmailのアカウントをThunderbirdに登録する
メールアカウントが未だ設定されていないと、Thunderbirdを起動する度に「Thunderbird のご利用ありがとうございます」画面がしつこく現れますが、その度に「このウィンドウを閉じて後で設定する」ボタンをクリックして閉じます。
メニューバーから「編集」→「アカウント設定」をクリックします。
「アカウント設定」画面が現れたら、画面左下の「アカウント操作」の”↓”をクリックして出てくるメニューから「メールアカウントを追加…」を選択します。
「メールアカウント設定」画面が現れるので、各項目を入力し、「パスワードを記憶する」のチェックボックスにチェックを入れて「続ける」ボタンをクリックします。
「メールアカウント設定」画面が横に拡がってサーバー情報が表示されるので、「POP3 (メールをコンピューターに保存)」のチェックボックスにチェックを入れて「詳細設定」ボタンをクリックします。
「アカウント設定」画面が現れますが、変更する必要がなければ左ペインの「サーバー設定」をクリックします。
メールの管理設定
ブラウザに戻り【Gmailの設定編】で開いたタブ「POPを使用して・・・」を開きます。
各設定項目をブラウザに記載された通りに上書きします。先ず項目「サーバー名:」を”pop.gmail.com”で上書きします。
次に、項目「ポート:」を”995″で上書きします。
項目「接続の保護:」の”↓”をクリックして出てくるメニューから「SSL/TLS」を選択します。
既定でチェックが入っている「新着メッセージがないか1分ごとに確認する」のチェックを外して、左ペインの「送信控えと特別なフォルダー」をクリックします。
全てのフォルダー指定を「ローカルフォルダー」に統一して、「次のメールアドレスをBccに追加する」のチェックボックスにチェックを入れ、左ペインの「編集とアドレス」をクリックします。
全ての返信に署名を入れる訳ではないので、既定でチェックが入っている「返信メッセージに自分の署名を挿入する」のチェックを外して左ペインの「迷惑メール」をクリックします。
「次の迷惑メールヘッダーを信用する」と「迷惑メールと判断された受信メッセージを次のフォルダーに移動する」のチェックボックスにチェックを入れて、「次のアカウントの迷惑メールフォルダー」の”↓”をクリックして出てくるメニューから「ローカルフォルダー」を選択します。できたら左ペインの「ディスク領域」をクリックします。
ここは変更せずに左ペインの「開封確認」をクリックします。
「共通の開封確認設定」ボタンをクリックします。
「開封確認」画面が現れるので、【設定編】での設定を変更する必要がなければ「キャンセル」ボタンをクリックして閉じます。
「アカウント設定」画面に戻ったら、左ペインの「セキュリティ」をクリックします。
変更する必要がなければ、左ペインの「送信(SMTP)サーバー」をクリックします。
「編集」ボタンをクリックします。
項目「接続の保護:」の”↓”をクリックして出てくるメニューから「STARTTLS」を選択します。
「OK」ボタンをクリックして閉じます。
「アカウント設定」画面に戻ったら、左ペインの「ローカルフォルダー」をクリックします。
ここの項目「メッセージの保存先:」のフォルダをコピーすれば全てのメッセージがバックアップできます。確認できたら左ペインの「迷惑メール」をクリックします。
「次の迷惑メールヘッダーを信用する」と「迷惑メールと判断された受信メッセージを次のフォルダーに移動する」のチェックボックスにチェックを入れて、「OK」ボタンをクリックして閉じます。