前回の記事「【 第39回 】1番簡単なLED不要のLチカ」では、Raspberry Pi本体のLED(赤)を本来の用途(電源ON)から変更して”Lチカ”させてみましたが、今回は逆にに基板上のLED(緑)の表示(SDカードへのアクセス)を外付けのLEDで行う設定をしてみます。
今回使った部品
- Raspberry Pi 3 Model B × 1
- 40Pinフラットリボンケーブル
- 40Pin T型GPIO拡張ボード
- ブレットボード × 1
- LED × 1
- 抵抗 220Ω × 1
- ジャンプワイヤー(オス/オス) × 2
実体配線図
設定ファイル"config.txt"を上書きして、SDカードへのアクセス状況を外付けLEDで表示する
ファイルマネージャを起動して”config.txt”をエディター”nano”で開きます
開いた”nano”画面でカーソルを最終行に送って「Enter」キーで改行し、次の設定文を書き込みます。
基板上のLED(緑)の表示”act_led”をGPIO17への出力に切替える設定です。
dtparam=act_led_gpio=17
書き込んだら、(「Ctrl」+「O」) → (「Enter」) → (「Ctrl」+「X」)キーの順で保存し、再起動します。
再起動中から、基板上のLED(緑)が消えてブレッドボード上のLEDがSDカードへのアクセスに伴って点滅するようになりました。
元の設定に戻すには、ファイルマネージャを起動して”config.txt”をエディター”nano”で開きます。
開いた”nano”画面でカーソルを最終行に送り、先程入力した設定文の行頭に”#”を入力してコメントアウトします。(「Ctrl」+「O」) → (「Enter」) → (「Ctrl」+「X」)キーの順で保存し、再起動すれば、設定は元に戻ります。
Raspberry Pi本体のLED設定一覧表
関連情報を検索していたら、このページに行き当たりました。情報のソースは不明ですが、1番下にある”rfkill1″なんかは是非使ってみたいと思います。