以前の記事「【初級編】ボリュームを使ってLEDの明るさをコントロールしてみよう」では、半固定抵抗でLEDの明るさを変化させましたが、今回は、LEDの点滅周期を変化させてみます。
今回必要な部品
- Arduino本体×1
- 可変抵抗器(10kΩ)×1
- LED×1
- 抵抗(330Ω)×1
- ジャンプワイヤー×5本
- ブレッドボード
回路図
今回必要なコード
void setup() { pinMode(13,OUTPUT) ; //13番ピンを出力に設定する } void loop() { int a ; //aを変数とする a = analogRead(0) ; //変数aをAO番ピンの値とする digitalWrite(13,HIGH) ; //13番ピンにHIGHを出力する delay(a) ; //そのままでaミリ秒待機する digitalWrite(13,LOW) ; //13番ピンにLOWを出力する delay(a) ; //そのままでaミリ秒待機する }
半固定抵抗から取り出した0~5Vの電圧は、Arduinoのアナログ入力A0端子に接続することで、10ビット(0~1023)の数値として読み取られます。その数値を繰返し処理毎のLED点滅時間:変数(a)として設定しました。このスケッチを書き込むと、半固定抵抗を時計方向に回す毎に点滅時間(周期)が短くなることが確認できるはずです。点滅周期の最長時間は、1023×2 = 2046ミリ秒 = 約2秒です。