PWMを使ってLEDの明るさをコントロール
LEDが高速で点滅していると人間の目には点滅しているとは見えません。この現象とPWM(パルス幅変調)を組み合わせて、LEDの明るさをコントロールします。使用するものは、「ラズパイとLEDを繋いでpythonでコントロールする(その1)」と同じです。
用意するもの
<必要なツール>
- ブレットボードキット
- ブレットボード
- ジャンパー線(オスーメス)
<必要な部品>
- LED
- 抵抗 330Ω(他の抵抗でも可)
今回は、Fabshop(OneLine Shop) の電子工作キットを使用しました。Raspberry Pi でプログラミングを学んだり、電子工作をするのに必要な基本的なものがセットになっているので便利です。
回路と配線
LEDの2本の足には極性がある為、短い方(カソード)を抵抗に、足の長い方(アノード)をArduino側に接続してください。今回は、デジタル入出力端子のD2とD3を使います。
プログラム
“PWMLED”を使うと、パルス波のデューティー比でLEDの明るさを0.0から1.0の値で指定することができます。ここでは、0.0から始めて0.5づつ1.0まで明るさを上げてから又0.5づつ明るさを下げることにしました。“try”と“for in”、“if elif”文を組合せて、これを実行し、最後は、“finally”で「終了」を出力して終わります。