Windowsでいう「タスクバー」に当たるものをRaspbianでは「パネル」とか「Menu Bar」と呼びます。
今回は、この「パネル」の配色とメニューアイコン ( Windows でいうスタートボタン) のデザインをカスタマイズします。
Menu Bar のカスタマイズ
デスクトップの何もないところで右クリックし、出てきたメニューから「デスクトップの設定」を左クリックします。
開いた「Appearance Settings」画面のタブ「Menu Bar」をクリックします。
ここでは、Windows の「タスクバー」のことを「Menu Bar」と呼んでいます。
タブ「Menu Bar」の項目「Colour」右の選択ボタンをクリックします。
マウスカーソルの下に現れるツールチップには、「Menu Bar」のことを「taskbar」と呼んでいます。
「Pick a Color」画面が現れるので、好みの色を選択して「OK」ボタンをクリックします。
この例では、「Red:」、「Green:」、「Blue:」の入力欄を全て”0″で上書きしました。
カラーサークル下の「スポイト」ボタンをクリックして画面上の色を吸取ることもできます。
文字色が黒なのに背景も黒に設定した為、Menu Bar のテキストが見えなくなってしまいました。
タブ「Menu Bar」の項目「Text Colour」右の選択ボタンをクリックします。
再び、「Pick a Color」画面が現れるので、好みの色を選択して「OK」ボタンをクリックします。
この例では、「Red:」を”0″、「Green:」と「Blue:」を”255″で上書きしました。
Menu Bar のテキストが読めるようになったので、「OK」ボタンをクリックして閉じます。
メニューアイコンの変更
タスクバー左端の「メニューアイコン」と「Web Browser」アイコンの隙間を右クリックして、出てきたメニューから「パネルの設定」を左クリックします。
現れた「パネルの設定」画面のタブ「パネルアプレット」をクリックします。
タブ「パネルアプレット」の”現在ロードされているプラグイン”から”メニュー”を選択し、「設定」ボタンをクリックします。
「メニュー」画面が現れるので、「ダイアログから選択」ボタンをクリックします。
今度は「ファイルの選択」画面が出てくるので、現在のメニューアイコンの画像が保存されているディレクトリを開きます。
先ず、画面左上の「<」ボタンをクリックします。
続けて、画面左上の「□」ボタンをクリックします。
画面中央の”名前”欄に並んだディレクトリから「user」をダブルクリックします。
続けて、”名前”欄から「share」をダブルクリックします。
更に、”名前”欄から「raspberrypi-artwork」をダブルクリックします。
開いたところがアイコン画像の保存場所です。
画像を確認する為、メニューアイコンから「アクセサリ」→「イメージビューワ」をクリックします。
メニューアイコンの既定の画像ファイル”launch.png”を「イメージビューワ」画面にドラッグアンドドロップします。
すると、「イメージビューワ」画面に”launch.png”の画像が表示されます。
「イメージビューワ」画面左下の「→」ボタンをクリックすると、同一ディレクトリ内の画像ファイルが次々と表示されます。
今回は、最後に表示された”raspitr.png”を選択して、「OK」ボタンをクリックしました。
これ以外にも、メニューアイコンの画像ファイルを新たに作って設定することもできです。
タスクバー左端のメニューアイコンの画像が設定通りに変わっていることを確認して、「メニュー」画面の「OK」ボタンをクリックします。
「パネルの設定」画面に戻るので、「閉じる」ボタンをクリックして閉じます。
次の【STEP-17】では、引続き「パネルの設定」から「アプリケーションランチャー」の設定を行います。