「micro:bit」はプログラミング教育が盛んなイギリスで開発されたマイコンボード
「microbit」はプログラミングをしたことがない人や、小学生などの初心者からでもコンピュータサイエンスを学べるようにいろいろな工夫がされたマイコンボードです。
micro:bitで使うプログラミングソフトは、ブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラムを書く事ができます。
micro:bitoのプログラミングソフトは、作ったプログラムをmicro:bitに何度も書き込まなくてもパソコンからプログラムを送る前に、作ったプログラムをパソコンの画面上で動作確認ができるシュミレータ機能がついています。
プログラミングソフトはブラウザ上で動くので、インターネットにつながっているパソコンがあれば、パソコンにソフトをインストールすることもなく、不安定なネット環境でオフラインになってしまっても、そのままプログラミングが続けられる工夫がされています。
無線通信機能が付いているで、micro:bitどうしだけでなく、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスともつながることができます。
micro:bitにはLEDやスイッチ、センサー類、入出力端子などがついています。
外部からデータを取り込んだり、パソコンの外にあるものを操作したり、アイデア次第でたくさんの作品を作ることができます。
【「micro:bit」の各部の名称】
micro:bitの表面
・LED&光センサー
microbitの真ん中に縦横5列、合計25個並んでいる部品が「LED」で、赤色に光ります。
周りの光の量を感知する光センサーとしても使うことができます。
・ボタンスイッチA・B
ボードの両端についている押しボタンスイッチとして使うことができます。
・端子
端子には「0・1・2」があり、タッチセンサーとして使えます。
micro:bitに付いてないセンサーなどをここにつなげたい場合にも使うことができます。
・電源端子
電源の入出力端子。micro:bitが電池やUSBケーブルで動いているとき、この電源端子から他の機器に電力を供給することができます。
それ以外のとき、micro:bitへ電力を供給することができます。
・グランド端子
センサーなどを使うときや電源をつなげるときなど、すべての場合の電気の戻り口になります。
micro:bitの裏面
・電源ボックス用コネクター
乾電池の電池ボックスとつなぐことができます。
・リセットボタン
このボタンを押すと、現在実行中のプログラムがリセットされます。
・確認用LED
micro:bitにデータを読み込ませる時に、点灯・点滅をします。
・USB用コネクター
マイクロUSBケーブルをつないで、パソコンと接続することができます。
パソコンでつくったプログラムを、micro:bitへ書き込む時に使います。
電源を供給することもできる。
・無線アンテナ
BLB通信(無線通信機能)のためのアンテナです。
・プロセッサー&温度センサー
プロセッサーはmicro:bitの心臓にあたる部分です。
プロセッサーに作成したプログラムを書き込み、実行をさせます。
この部分は、温度センサーの機能もついています。
・地磁気センサー
地球の磁場(磁界)の方向を計ることができます。
・加速度センサー
傾きなどを感知することができます。。
※micro:bitの注意点!!
micro:bitはデリケートです。
濡れた手で触れたり、micro:bitの電源が入った状態で金属などの上に置くとショートしてしまい壊れてしまう可能性があります。