【STEP-67】MPDクライアントCantata【リッピング編】

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今回は、前回の【設定編】に続き、MPDクライアントCantataを使った音楽CDのリッピング手順を詳細に紹介します。

音楽CDのリッピング

DVDドライブに音楽CDをセットすると「リムーバブルメディアの挿入」画面が現れますが、実行したい動作にCantataが表示されないので「キャンセル」ボタンをクリックして閉じます。

Cantata画面のサイドバーで「Devices」をクリックすると、左ペインにCDのタイトルや収録曲がアルバムカバーと一緒に表示されました。

この状態で画面下の「 ↓ ( 下向き矢印 )」をクリックしてみたら、「Copy To Library」と表示が現れました。

「 ↓ ( 下向き矢印 )」をクリックしたら「Copy Songs」画面が現れたので、項目「Copy songs to:」右の歯車アイコンをクリックしてみました。

すると「Local Music Library Properties」画面が現れたので、項目「Encorder」の”▼”をクリックして出てきたメニューから「FLAC」を選択しました。

すると「Local Music Library Properties」画面が拡大して項目「Compression level」が現れたので、スライドバーを1番左の”0″にしました。「Compression level」は0~8の9段階を指定できますが、”0″を指定しても無圧縮形式の”FLAC Uncompressed”で保存される訳ではなく、圧縮率が1番低い70.67%で保存されます。

「Local Music Library Properties」画面の設定が終わったら、「OK」ボタンをクリックして閉じます。

「Copy Songs」画面に戻るので「OK」ボタンをクリックします。

すると「Copy Songs」画面にアルバムとトラック情報が表示されてプログレスバーにコピーの進捗状況が表示されます。

コピーが終わると「ReplayGain」画面が現れて「コピーしたファイルのリプレイゲインを計上しますか?」と尋ねられるので、「Calculate」ボタンをクリックします。

「ReplayGain」画面が拡大し、コピーした全曲をスキャンしている進捗状況が表示されます。

全曲のスキャンが完了すると、アルバム全体と各曲毎のゲイン値とピーク値が表示されるので、「Save」ボタンをクリックしておきます。これらのデータは再生時の音量を揃える為にFLACファイルにタグ情報として追記されます。

リッピングしたFLACファイルの再生とアルバム情報の表示

CDのリッピングが終わったら、【STEP-50】で作っておいたデスクトップのEjectボタンをダブルクリックしてドライブからCDを取り出します。

Cantata画面のサイドバーで「Library」をクリックします。

左ペインに先程コピーしたCDのアーティストが表示されたので、「+」をクリックして開きます。

左ペインのアルバム名の下にアルバムの全収録曲が表示されましたが、アルバム全体を通して聴きたかったのでアルバム名右の「▶」をクリックします。

すると、右ペインにアルバム名と収録曲が表示されて、1曲目から再生が始まりました。

サイドバーの「Info」をクリックすると、左ペインに再生中のアルバムとアーティスト情報が表示されたので、曲名下の”▼”をクリックして出てくるメニューから「Metadata」を選択します。

すると、曲名下にその曲のタグ情報が表示されました。続けてアーティスト情報中のリンク「Read more on wikipedia」をクリックしてみました。

ブラウザが起動してWikipediaが開き、アーティストのページが表示されました。