【STEP-95】でMPDクライアントCantataからMPDサーバーにホスト名で、【STEP-100】では共有フォルダにMPDクライアントのホスト名でアクセスすることができたので、今回は不要になったIPアドレスの固定を止めてMPDサーバー/クライアント間のアクセスに問題がないか確認しておきます。
MPDサーバーのIPアドレス固定を止める
MPDサーバーのファイルマネージャを起動して「/etc」を開き、dhcpcd.confを右クリックして出てくるメニューから「nano」を選択します。
現れた「GNU nano」画面でカーソルを下に送り、「interface wlan0」の行頭に置きます。
このブロックの行頭全てに”#”を入力してコメントアウトします。
入力したら、(「Ctrl」+「O」) → (「Enter」) → (「Ctrl」+「X」)キーの順で保存して、再起動し設定を反映します。
MPDクライアントのIPアドレス固定を止める
MPDクライアントのファイルマネージャを起動して「/etc」を開き、dhcpcd.confを右クリックして出てくるメニューから「nano」を選択します。
現れた「GNU nano」画面でカーソルを下に送り、「interface wlan0」の行頭に置きます。
このブロックの行頭全てに”#”を入力してコメントアウトします。
入力したら、(「Ctrl」+「O」) → (「Enter」) → (「Ctrl」+「X」)キーの順で保存して、再起動し設定を反映します。
ホスト名でのMPDサーバー/クライアント間のアクセスを確認する
MPDクライアントのCantataを起動するとローカル環境(Personal)だったので、メニューバーから「Edit」→「Preferences」をクリックします。
現れた「Configure」画面の項目「Collection:」の入力欄右の”▼”をクリックして”mpd 1”を選択します。
項目「Collection:」が”mpd 1”になっていることを確認して「OK」ボタンをクリックします。項目「Music folder:」が”MPDサーバーのホスト名.local/共有フォルダのマウントポイント”になっていることも確認します。
Cantataの画面タイトルが”Cantata (mpd 1)”であることを確認して、メニューバーから「Music」→「Refresh Database」をクリックします。
ツールバーの下で「Refresh MPD Database?」と確認メッセージが現れるので、「Refresh」ボタンをクリックします。
データベースを更新しても音楽保存ストレージの楽曲をMPDサーバーから再生することができました。MPDサーバー/クライアント間のアクセスがIPアドレスによらずにホスト名で実行できているようです。
<<【STEP-100】|【STEP-102】>>