振動センサーは物の振動や転倒を検知できます。
主に高齢者介護の転倒検知や暖房器具の転倒検知などに使われています。
振動(転倒)センサーの種類
通電方式
通電方式は構造が単純なのと安価なのが特徴です。
構造としては物が動いた際にボールが移動して電極同士を導通させ電気が流れる事で検知します。
欠点はボールと接触する電極が経年劣化で接触不良が起きてしまうことです。
この球のタイプとは別に水銀を使用した水銀スイッチというものもあります。
中の電極に水銀が触れると電気が流れて傾きを検知します。
現在ではあまり使用されていません。
光学方式
光源方式は、通常は球が光源からの光を遮断してフォトトランジスタは通電していない状態です。振動や傾きが生じると球が動いてフォトトランジスタが光を受け取り通電し検知します。
電極を利用しないため、接触不良がでません。しかし光源を光らせる回路が別途必要になります。