以前の記事「LCDとCdSセンサーを使用してLCDに明るさの数値を表示してみよう」では、CdsセンサーからのデータをLCDに表示させましたが、今回は、データをパソコン側に送信し、Arduino IDEのシリアルモニタに表示させてみます。
今回必要な部品
- Arduino×1
- USBケーブル( Aコネクタ – Bコネクタ )
- Csdセンサ×1
- 抵抗器(10kΩ)×1本
- ジャンプワイヤー×3本
回路図
今回必要なコード
void setup(){ Serial.begin(9600); //シリアル通信のデータ転送レートを9600ビット/秒に設定する } void loop(){ int light = analogRead(0); //変数“light”をA0端子の入力値とする Serial.print(light); //シリアル通信で“light”をパソコンに送信する Serial.println(""); //改行する delay (500); }
Arduino IDEは、大文字/小文字の違いでもエラーになります。このスケッチでは、6行目に大文字が使われているので注意しましょう。
メニューバーの“検証”ボタンをクリックしてエラーが出なければ、“書き込みボタン”をクリックしてスケッチを実行させてください。 下
の動作例では、シリアルモニタに表示されるデータ(0~1023)が、明るいときは大きくて、Cdsにマジックのキャップを被せると小さくなる様子が確認できます。