FreeTennisもOpenGLを有効にすれば、快適にプレイできます

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FreeTennisは、プレイヤー動きとボールの軌跡が極めてリアルな為、グラフィックスの負荷が高く、最初にインストールしたときは、タスクバーのCPUモニターが100%になってフリーズしてしまいました。そこで3D グラフィックスの描画をサポートするOpenGLを有効化したところスムーズにプレイすることができたので、その有効化の手順とFreeTennisの簡単な紹介をします。

OpenGLを有効にする

FreeTennisはグラフィックスの負荷が高いアプリなので、インストールする前にあらかじめ、OpenGLを有効化しておきます。

タスクバーのLXTerminalアイコンをクリックして起動します。

開いたLXTerminal画面の”~ $”の後に続けて次のコマンドを入力して「Enter」キーを押し、Raspberry Pi の設定ツールを起動します。

sudo raspi-config

「Raspberry Pi Software Configuration Tool」画面が開いたら、「↓」キーで「7 Advanced Options」を選択し、「Enter」キーを押します。

次の画面では、「↓」キーで「A7 GL Driver」を選択し、「Enter」キーを押します。

次の画面では、1番上の「G1 GL (Full KMS) OpenGL desktop driver with full KMS」を選択します。他のものが選択されている場合は、「↓」キーで選択を変更します。

1番上の「G1 GL (Full KMS) OpenGL desktop driver with full KMS」が選択されていることを確認したら、「→」キーを押して「<了解>」を選択し、「Enter」キーを押します。

画面に”The full KMS GL driver is enabled.”が表示されたら、「<了解>」を選択したまま、「Enter」キーを押します。

最初の画面に戻るので、「→」キーを2回押して「<Finish>」を選択し、「Enter」キーを押します。

「今すぐ再起動しますか?」と尋ねられますが、「→」キーで「<いいえ>」を選択して、「Enter」キーを押します。

LXTerminal画面に戻るので、次のコマンドを入力して「Enter」キーを押し、LXTerminal画面を閉じます。

exit

GPUメモリを増加する

タスクバー左端のスタートメニューから「設定」→「Raspberry Pi の設定」をクリックして起動します。

開いた「Raspberry Pi の設定」画面のタブ「パフォーマンス」をクリックして開きます。

項目「GPUメモリ(G):」の入力欄を”128″で上書きして「OK」ボタンをクリックします。

「再起動が必要です」画面が現れたら、「はい」ボタンをクリックして再起動します。

FreeTennisをインストールする

タスクバー左端のスタートメニューから「設定」→「Add / Remove Software」をクリックして起動します。

開いた「Add  /  Remove  Software」画面左上の検索枠に”freetennis”と入力して「Enter」キーを押すと、しばらくして右ペインに検索結果が表示されます。右ペインの”Free Tennis – simulation game”の下側のチェックボックスにチェックを入れ、画面右下の「OK」ボタンをクリックします。

「認証待ち」画面に続いて「認証」画面が現れるので、パスワード入力欄に【STEP-09】で設定したパスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。特にパスワードを設定していない場合は、既定の”raspberry”を入力します。

すると、選択したパッケージのダウンロードとインストールが始まり、完了すると画面が閉じます。

FreeTennisを起動する

タスクバー左端のスタートメニューから「ゲーム」→「FreeTennis」をクリックして起動します。

起動した画面では手前側のプレイヤーがサーブを打とうとしています。

画面のタイトルに「Press F or G to grab th…」と表示されていたので、「F」キーを押したら全画面表示になって、「G」キーを押したら元の画面サイズに戻りました。

手前側のプレイヤーのトスにタイミングを合わせてマウスを左クリックしたら、サーブを打つことができましたが、残念ながらコースアウトで”Fault”になってしまいました。うまく打ち込めたときは、何回かラリーを続けることもできました。

公式サイトにはマニュアルもあるので、日本語翻訳を読みながら練習すれば、もう少しまともにプレイできるようになると思います。