カリフラワーを育てよう!
カリフラワーといえば白色のものを連想しますが、白色以外にもオレンジ色や紫色など様々な品種があります。
種まき時期は、春まきと夏まきの年2回栽培することが出来ますが、初心者には夏まきが栽培しやすいです。
栽培環境の準備
土づくり
苦土石灰(1㎡あたり100g)を全面散布して深くよく耕します。
苗の定植の1週間前にたい肥(1㎡あたり2キロ)と化成肥料(1㎡あたり150g)入れます。(元肥なので地表から15cmくらい掘って堆肥と化成肥料を入れて土を戻します。
畝は1列の場合幅は40cm、株間も40cmはとります。
水はけが悪い場合は畝を高めにします。
タネをまこう
1. ポリポットの底の穴に合わせて鉢底ネットを敷きます。
移植ゴテを使って、培養土をポリポットの8から9分目くらいまで入れます。
ポリポットを少し揺らして土をならします。
3. ペットボトルのふたで開けた穴にカリフラワーの種を3粒くらい重ならないようにまきます。
種の上から薄く培養土をかぶせます。
じょうろでたっぷりの水を与えます。
夏まきの場合は高温対策をしておきましょう。
強い日差しを和らげるために、ポットの上を寒冷紗やよしずなどを使って覆います。
冬まきの場合は簡易的な温室などを使って、保温と加湿をして苗を育てましょう。
普段のお手入れは?
追肥と土寄せ
追肥は2回行います。
1回目の追肥は植え付け後、苗が定着して大きくなり始めたころに化成肥料を1株当たり一握り(30gくらい)与えます。
肥料が効くように、株と株の間の土をミニ熊手などを使って軽くほぐします。
2回目の追肥は、カリフラワーの花蕾が見え始めたころに1回目と同じ量の化成肥料を与えます。
土寄せは2回目の追肥のタイミングで行います。
追肥をした後に株との間を軽くほぐして、鍬(くわ)などを使って周りの土を株に寄せます。
花蕾がついてきたら、
白い品種の場合、直射日光などで花蕾が変色しないために、外葉を重ねて花蕾を守ります。上にかぶせるだけでなく、できれば上のほうでまとめてひもなどで縛ってしまう方法もあります。
病虫害、ここに注意!
カリフラワーは比較的病気が少ない野菜のようです。
害虫は植え付け後くらいはアオムシやコナガ、ヨトウムシなどがつきやすいです。
害虫は見つけ次第捕殺するか、殺虫剤を散布します。
植え付け後から防虫ネットをかけておくと害虫の被害は最小限に抑えることができます。