ペッパーを超えるロボティクス「Misty(ミスティー)」でいよいよやってくるホームロボの時代

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misty robotics

ペッパー君を超えるホームロボットの新しいプラットフォーム「ミスティ」

アメリカ、コロラド州にあるミスティ・ロボティクス社がリリースする新しいホームロボット「ミスティ」は新しいホームロボットのプラットフォームとして期待されています。

日本ではソフトバンクが発売している「ペッパー君」がホーム・ビジネス用途に発売されていますが、ペッパー君をはるかに超えるプログラムの自由度と拡張性、そしてなにより「移動できるロボット」として、ビジネスシーンでの利用やホームロボとしての活躍が期待されています。

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MakerFaire Bayareaでひっそりと展示

2019年5月にサンフランシスコ郊外で開催されたMakerFaire Bayareaに出展されていたMisty。ひっそりと小さなブースに展示をしてあり、 外観のデザインからもあまり凄さが伝わってこない感じがしますが、新しいホームロボットのビジネスを広げる可能性をもっているロボットです。

今回はその詳細を紐解いていきましょう。

標準機能だけでも面白い

まずは、本体だけでどんなことが出来るかを見てみましょう。

  • 自立走行
    • ミスティは自立走行ができるため、障害物を認識してよけながらスムーズに走行します。
  • 認識
    • 壁に書いた文字や人、周りのものを認識することができます。
  • 反応する
    • あごや頭を触ったり持ち上げたりするとそれに対して反応します。
  • 自動充電
    • 電池がなくなりそうになったら自分で充電器にもどります。
  • 能力を高める
    • プログラミングで能力を追加していけます。
  • 拡張できる
    • 荷台を付けてモノを運んだり、新しいセンサーやArduinoなどのマイコンを追加してプログラミングしてその能力を追加していく事でロボットの可能性がどんどん広がっていきます。

マイコンやプログラムを追加して成長する

ミスティはバックパックにマイコンを搭載できるようになっているため、機能をさらに拡張していく事ができます。またロボットアームなどを拡張していく事でロボットとして出来ることもどんどん増えていきます。

バックパックに搭載するArduinoボードやその他ボードなどはマグネットで簡単にアタッチできるようになっています。またアームなども今後沢山リリースされてくるでしょう。

新しいホームロボ・ビジネス

ミスティは、自分たちでプログラムを入れて自由にカスタマイズできます。高い拡張性からホームロボ・ビジネスのプラットフォームとして様々なビジネスに繋がるかもしれません。

例えば、ミスティのバックパックに搭載する回路や応用ユニットやアーム部分などを開発するサードパーティーの登場によりさらに盛り上がってくるかもしれません。動くロボとしての機動力もしっかり確保されているため、今までのロボより期待値が高いようです。

ミスティは外観も不十分かもしれません。2000年に発売された初期型AIBOの時にはAIBO用の服を作る人や犬小屋を作る人などもいました。AIBOはペットとしてのロボットですが、ミスティは生活を助けたり、ビジネスシーンで活用したりと、より実用的な事が考えられています。

既に応用例やソースコードも公開されていて、コミュニティなども動き始めています。

今後新しいビジネスとして広がっていくかどうか注目です。

>>MISTY ROBOTICS 公式サイトへ
https://www.mistyrobotics.com/

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