無料で使えるプログラミング言語 " Scratch(スクラッチ) " を始めよう
Scratchは、インターネットに接続したPCがあれば、だれでも無料で使えるプログラミング言語で、マウスでブロックをつなぎ合わせるだけでプログラムが組み立てられるので、世界中の子どもたちに広く使われています。作ったプログラムは即世界に公開されるので、現在、2700万人の登録ユーザーが4000万以上のプログラムを共有し、毎月120万(平均して2秒に1つ)増えています。共有されたプログラムをリミックス(改造)して公開したり、画面上でコメントや質問もできるので、ひとりでもスキルを向上させることができます。
PC向け以外にもScratchから派生したタブレット向けのScratch JrやPyonkeeなどもあります。
Scratchのアカウントを作る
ブラウザの検索窓に”scratch”と入力して「Google 検索」ボタンをクリックします。
検索結果の1番上をクリックします。
英語のサイトが開いた場合は、現れた「このページを翻訳しますか?」画面の「翻訳」ボタンをクリックします。
画面右上の「スクラッチに参加」ボタンをクリックします。
「Join Scratch」画面が現れるので、Scratchで使うユーザーネームとパスワードを入力して「Next」ボタンをクリックします。
次の画面では、生まれた月と年、性別、国を選択し、「Next」ボタンをクリックします。
次の画面では、メールアドレスを入力して「Receive updates from the Scratch Team」のチェックボックスにチェックを入れ、「Next」ボタンをクリックします。
「Join Scratch」画面が閉じて「パスワードを保存しました」画面が現れますが「×」ボタンをクリックして閉じます。
スタータープロジェクトをリミックスして保存する
先程入力したメールアドレスのメールを確認すると、The Scratch Teamからメールが届いているので、「Confirm my email address」ボタンをクリックします。
ブラウザで「Welcome Scratch!」画面が開きますが、またしても英語表記なので「翻訳」ボタンをクリックします。
日本語表記になった「スクラッチへようこそ!」画面で、中央の「スタータープロジェクトを試す」をクリックしてみました。
開いた「スタータープロジェクト」画面では、「カニをアニメートする」をクリックしてみました。
プロジェクト「カニをアニメートする」が開いたので、ステージ中央の緑の旗をクリックします。
画面内でカニが動くのですが、その動きが小さくてイマイチ面白くないので、画面右上の「リミックス」ボタンをクリックしました。
プロジェクトのスクリプトが表示されますが、またしても英語表記なので、画面左上の地球儀アイコン横の”▼”をクリックし、”日本語”を選択しました。
“日本語”を選択したのに、表記がハングルだったので、もう一度、画面左上の地球儀アイコン横の”▼”をクリックし、今度は、ひらがなの”にほんご”を選択しました。
なんとか”にほんご”表記になったので、画面右上の赤い🔴をクリックして一旦、プロジェクトの実行を止めます。
スクリプト上段のブロック、カテゴリ演算の「1から3までのらんすう」の”3″を”30″で上書きして動きを10倍にしてみました。
上書きしたら、プロジェクトを保存する為、画面右上の「ただちにほぞん」ボタンをクリックします。
保存したプロジェクトを実行する
保存したプロジェクトを確認する為、画面上の「プロジェクトページをみる」ボタンをクリックします。
さっき保存したプロジェクトのページが開くので、画面右上の「中を見る」ボタンをクリックします。
プロジェクトのスクリプトが開いたら、画面右上の「ぜんがめんひょうじ」ボタンをクリックします。
プロジェクトが「ぜんがめんひょうじ」で開いたら、画面左上の緑の旗をクリックして実行します。
カニが画面の縁に当たって跳ね返ってくるくらい動きが大きくなりました。プロジェクトの動きが確認できたら、画面左上の赤い🔴をクリックして止めます。
「ぜんがめんひょうじ」を元に戻すには、もう一度、画面右上の「ぜんがめんひょうじ」ボタンをクリックします。
次は、画面左上の「チュートリアル」ボタンをクリックします。
「チュートリアルをえらぶ」画面に切替わるので、やってみたいプロジェクトを選んで練習すれば、すぐに自分のオリジナルプロジェクトも作れるようになります。
その後も届くThe Scratch Teamからのメールにあるリンクをクリックすることでも、Scratchについての学習の手引きとなります。